Types of Gibier

ジビエの種類一覧

日本で食べられる野生鳥獣肉を徹底解説

0 種以上 日本の狩猟対象鳥獣
0 トン 年間ジビエ利用量(2023年度)
0 代表的な食用ジビエ

「ジビエ」と聞いて、鹿肉やイノシシ肉を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、日本で食べられるジビエの種類は実に多彩です。
鳥獣保護管理法で定められた狩猟鳥獣は48種にのぼり、そのうち食用として流通しているものだけでも10種類以上。
このページでは、日本で味わえるジビエを大型獣・鳥類・小型獣の3カテゴリに分け、それぞれの特徴・味わい・栄養価を詳しく解説します。

Large Game

大型ジビエ ─ 鹿・猪・熊

日本のジビエ流通量の約90%を占めるのが、鹿肉と猪肉です。熊肉は希少ですが、根強いファンを持つ究極のジビエ。
それぞれに全く異なる魅力がありますが、栄養価・入手しやすさ・調理のしやすさのバランスで選ぶなら、鹿肉が最もおすすめです。

VENISON

鹿肉(シカ肉)

ジビエの代表格。高タンパク・低脂質・低カロリー・鉄分豊富という理想的な栄養バランスが最大の魅力です。 特に北海道産のエゾ鹿肉は、本州のニホンジカより体が大きく、肉質がきめ細かいのが特徴。 クセが少なく、ステーキ・ロースト・煮込みなど幅広い調理法に対応します。

  • カロリー:110kcal/100g(牛肉の約1/2)
  • 脂質:1.5g/100g(鶏むね肉以下)
  • 鉄分:3.4mg/100g(レバー並み)
  • タンパク質:22.3g/100g
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WILD BOAR

猪肉(イノシシ肉)

日本の伝統ジビエ。冬の「ぼたん鍋」として古くから親しまれ、脂の甘さとコクが持ち味です。 豚肉の原種にあたるため味の方向性は似ていますが、野性味のある深い旨味が特徴。 ただし脂質・カロリーは鹿肉より大幅に高く、ヘルシー志向の方は注意が必要です。

  • カロリー:268kcal/100g
  • 脂質:19.8g/100g
  • タンパク質:18.8g/100g
  • ビタミンB1:0.24mg/100g
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BEAR

熊肉(クマ肉)

究極の希少ジビエ。ツキノワグマ・ヒグマともに流通量が極めて少なく、「幻の肉」と呼ばれます。 独特の野性味と濃厚な脂が特徴で、鍋や大和煮が代表的な食べ方。 秋のドングリを食べた熊は脂がのり、格別の味わいになるといわれています。

  • カロリー:250〜320kcal/100g(季節差大)
  • 脂質:20〜30g/100g
  • タンパク質:18〜20g/100g
  • 流通量:年間わずか数十トン
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Wild Birds

鳥ジビエ ─ 鴨・キジ・ウズラ

フランス料理の世界では、鳥のジビエは「ジビエ・ア・プリュム(羽のジビエ)」と呼ばれ、最高級食材として珍重されてきました。
日本でも鴨肉を中心に、キジやウズラが流通しています。繊細な風味とレストランで映える美しさが鳥ジビエの魅力です。

WILD DUCK

鴨肉(カモ肉)

鳥ジビエの代表格。真鴨(マガモ)の肉は合鴨とは別格の深い旨味を持ちます。 「鴨南蛮」「鴨鍋」として日本でも古くから愛されてきた味。 脂の融点が低く口溶けが良いのが特徴ですが、カロリーはやや高めです。 冬の渡りの時期(11〜2月)が旬で、この時期の真鴨は脂がのって格別です。

  • カロリー:128kcal/100g(皮なし)
  • タンパク質:23.6g/100g
  • 旬:11月〜2月(狩猟期間)
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PHEASANT

キジ肉

日本の国鳥であるキジは、上品で淡泊な味わいが魅力。 フランスでは「フザン」と呼ばれ、ジビエの定番食材です。 鶏肉に近いですがより締まった肉質で、野性的な香りがあります。 ローストやコンフィ、パイ包みなどフレンチの技法と相性抜群。 流通量は少なく、専門店や高級レストラン向けがほとんどです。

  • カロリー:108kcal/100g
  • タンパク質:23.0g/100g
  • 流通:専門店・高級レストラン中心
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QUAIL

ウズラ肉

小さな体に凝縮された旨味。ヨーロッパでは「カイユ」と呼ばれ、一人前のメイン料理として最適なサイズです。 日本ではウズラの卵は馴染み深いですが、肉は流通が限られます。 柔らかく繊細な味わいで、グリルやロースト、炭火焼きが定番。 鶏肉よりも味が濃く、鉄分やビタミンB群が豊富です。

  • カロリー:209kcal/100g
  • タンパク質:20.6g/100g
  • 調理:丸焼き・グリルが人気
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※ その他、ヤマドリ・コジュケイ・ハト(山鳩)・ヤマシギなども狩猟対象ですが、流通量はごく僅かです。

Small Game

小型ジビエ ─ ウサギ・アナグマ

ヨーロッパでは古くから親しまれてきた小型獣のジビエ。日本でも一部地域で伝統的に食されています。
いずれも流通量は極めて少なく、食べる機会自体が貴重なジビエです。

RABBIT

ウサギ肉

フランス料理では「ラパン」として定番の食材。鶏肉に似た白い肉質で、淡泊ながらしっかりとした旨味があります。 日本では野ウサギ(ノウサギ)が狩猟対象ですが、食肉として流通することは稀。 高タンパク・低脂肪で栄養価に優れ、フランスでは日常的に食べられています。 煮込み料理(シヴェ)やパテ、テリーヌなどが伝統的な調理法です。

  • カロリー:110〜140kcal/100g
  • タンパク質:20〜22g/100g
  • 味わい:鶏肉に近く食べやすい
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BADGER

アナグマ肉

「知る人ぞ知る」美味ジビエ。実は日本各地で古くから「むじな」として食べられてきた歴史があります。 上質な脂がたっぷりのり、甘みのある味わいが特徴で、猪肉よりさらに脂がリッチ。 猟師の間では「猪より旨い」と評する人も多く、鍋や焼肉、すき焼き風にして食します。 流通量は極めて限られ、猟師からの直接入手がほとんどです。

  • カロリー:推定200〜300kcal/100g
  • 特徴:脂が豊富で甘みが強い
  • 入手:猟師からの直接購入が主
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History of Gibier in Japan

日本のジビエの歴史

日本人とジビエの関わりは、縄文時代にまで遡ります。一万年以上の歴史を持つ日本のジビエ文化は、宗教・政治・社会の変遷とともに姿を変えながら、現代まで脈々と受け継がれてきました。

縄文時代 ─ 狩猟採集の中心としてのジビエ

縄文時代(約16,000年前〜約3,000年前)の日本列島では、狩猟採集が生活の基盤でした。各地の貝塚や遺跡からは、ニホンジカとイノシシの骨が圧倒的に多く出土しており、この2種が当時の日本人にとって最も重要な動物性タンパク源であったことがわかります。特に関東地方の遺跡ではイノシシの骨の出土量が多く、一部の研究者は縄文人がイノシシの飼育・管理を試みていた可能性を指摘しています。弓矢や落とし穴を使った狩猟技術も発達し、鹿と猪は縄文人の食生活に不可欠な存在でした。

飛鳥〜奈良時代 ─ 仏教伝来と肉食禁忌

6世紀に仏教が日本に伝来すると、殺生を禁じる仏教の教えが食文化にも大きな影響を与えました。675年(天武天皇4年)には「肉食禁止令」が発布され、牛・馬・犬・猿・鶏の5畜の肉食が禁じられました。注目すべきは、この禁止令に鹿と猪が含まれていなかった点です。これは当時の日本人にとって鹿と猪がいかに重要な食料であったかを物語っています。とはいえ、仏教の影響で肉食全般を忌避する風潮は次第に広まり、公の場での獣肉食は徐々に控えられるようになりました。

江戸時代 ─ 「薬食い」と獣肉の隠語文化

江戸時代は表向きには肉食が忌避される一方で、「薬食い(くすりぐい)」という名目で獣肉を食べる文化が広く浸透していました。獣肉を薬として食べるという建前のもと、冬場を中心に滋養強壮の目的で盛んに食されていたのです。この時代に生まれたのが、獣肉を別の名前で呼ぶ隠語文化です。

江戸時代の獣肉の隠語

獣肉 隠語 由来・背景
猪肉 山鯨(やまくじら)・牡丹(ぼたん) 鯨は魚扱いで食べてよいとされ、「山の鯨」と呼ぶことで食を正当化。盛り付けの姿が牡丹の花に似ることから「ぼたん」とも。
鹿肉 紅葉(もみじ) 花札の「鹿に紅葉」の絵柄に由来。鹿肉を使った鍋を「もみじ鍋」と呼ぶ文化は現代にも残る。
馬肉 桜(さくら) 馬肉の鮮やかなピンク色が桜の花に似ることから。現在も「桜肉」の呼称が定着。
鶏肉 柏(かしわ) 柏の葉の色に鶏肉の色が似ていることから。関西では現在も鶏肉を「かしわ」と呼ぶ。

江戸の両国には「ももんじ屋」と呼ばれる獣肉専門の料理店が軒を連ねていました。「ももんじ」とは獣(けもの)を意味する俗語で、猪・鹿・狸・兎などの肉を提供していました。特に冬場は滋養強壮を求める客で賑わい、猪鍋(しし鍋)や鹿鍋が人気を集めました。また、彦根藩(現在の滋賀県)では牛肉の味噌漬けを将軍家に献上する慣習があり、近江の地では独自の獣肉食文化が発達していました。

明治維新 ─ 文明開化と肉食の解禁

1872年(明治5年)、明治天皇が自ら牛肉を食されたことをきっかけに、長く続いた肉食の禁忌は公式に解かれました。「文明開化」の象徴として牛鍋(すき焼き)が爆発的にブームとなり、東京の町には牛鍋屋が次々と開業しました。仮名垣魯文の『安愚楽鍋(あぐらなべ)』には、牛鍋を食べないと文明人でないとする風潮が生き生きと描かれています。皮肉なことに、この牛肉ブームの陰で、それまで脈々と食べ続けられてきた猪肉や鹿肉といった伝統的なジビエは、「野蛮な食べ物」として一時的に地位を低下させることになります。

現代 ─ ジビエの再評価と利用拡大政策

2000年代以降、野生鳥獣による農作物被害の深刻化を背景に、ジビエの利用拡大が国策として推進されるようになりました。農林水産省は2018年に「国産ジビエ認証制度」を創設し、衛生管理基準を満たした食肉処理施設を認証することで、安全・安心なジビエの普及を図っています。2023年度のジビエ利用量は約2,032トンに達し、2014年度(約839トン)と比較して約2.4倍に増加。フレンチレストランでの高級食材としてだけでなく、学校給食や道の駅での販売、ペットフードとしての活用など、ジビエの裾野は確実に広がっています。

Gibier Around the World

世界のジビエ文化

「ジビエ(gibier)」はフランス語で狩猟によって得た野生鳥獣の肉を意味しますが、野生の肉を食べる文化は世界各地に存在します。各国の気候・歴史・食文化によって、ジビエとの関わり方は実にさまざまです。

フランス ─ ジビエの本場

フランスはジビエ文化の本場であり、狩猟シーズン(9月〜2月)になると全国のレストランが競ってジビエメニューを提供します。フランス料理における「オー・キュイジーヌ(高級料理)」の伝統では、ジビエは最高級食材のひとつとして位置づけられてきました。鹿(セルフ)、猪(サングリエ)、野ウサギ(リエーヴル)、ヤマシギ(ベカス)、キジ(フザン)など、扱うジビエの種類も多彩です。フランスでは「フザンダージュ」と呼ばれる、獲物を数日間吊るして熟成させる独特の手法があり、これによって肉の旨味と香りが増すとされています。ミシュラン星付きレストランでは、ジビエのシーズンが一年で最も華やかな時期となります。

ドイツ ─ 世界最大の鹿肉消費国

ドイツは世界で最も鹿肉を消費する国のひとつです。ドイツ語で野生の肉を「ヴィルト(Wild)」と呼び、鹿肉(レーヴィルト)、猪肉(ヴィルトシュヴァイン)、野ウサギ肉(ハーゼ)などが秋冬の食卓を彩ります。特にバイエルン地方では、鹿肉のローストにクネーデル(じゃがいも団子)とリンゴンベリーソースを添えた「レーブラーテン」が郷土料理として親しまれています。また、ジビエのソーセージ(ヴィルトヴルスト)はドイツならではの加工品で、鹿肉や猪肉をハーブと合わせた独特の風味が特徴です。ドイツの狩猟は厳格なライセンス制度のもとで管理されており、持続可能な狩猟文化の模範とされています。

イタリア ─ トスカーナの猪料理

イタリアでは、特にトスカーナ地方でイノシシ(チンギアーレ)を使った料理が名物です。太い麺「パッパルデッレ」にチンギアーレのラグー(煮込みソース)を合わせた「パッパルデッレ・アル・チンギアーレ」は、トスカーナを訪れたら必ず食べるべき一皿とされています。また、猪肉のサルシッチャ(ソーセージ)やプロシュット(生ハム)も人気の加工品です。サルデーニャ島では野生の猪を丸ごと地中に埋めてじっくり焼く「ポルチェッドゥ」という伝統的な調理法も残っています。

北欧 ─ ヘラジカとトナカイの日常食

スウェーデンやフィンランドなどの北欧諸国では、ヘラジカ(ムース/エルク)トナカイの肉が日常的に食べられています。スウェーデンの秋の風物詩はヘラジカ猟で、毎年約10万頭が捕獲されます。ヘラジカ肉のミートボールやシチュー、ステーキは家庭料理の定番。フィンランドのラップランド地方では、トナカイの薄切り肉をバターで炒めた「ポロンカリストゥス」が郷土料理の代表格です。北欧のジビエは脂肪が少なく赤身が中心で、日本の鹿肉に近い栄養バランスを持っています。

ニュージーランド ─ 鹿肉輸出大国

ニュージーランドは世界最大の鹿肉(ベニソン)輸出国であり、世界市場の約50%を占めています。19世紀にヨーロッパから持ち込まれたアカシカが野生化し、その後、管理された養殖(ファーミング)が1970年代から本格的に始まりました。現在では約100万頭の鹿が飼育されており、そのほとんどが輸出用です。ニュージーランド産の鹿肉は、広大な牧草地で放牧されているため肉質が柔らかく、臭みが少ないことで知られています。日本に輸入されるジビエ用鹿肉の多くもニュージーランド産です。

世界のジビエ文化比較

国・地域 代表的なジビエ 代表料理 特徴
フランス 鹿・猪・野ウサギ・ヤマシギ シヴェ、テリーヌ、ロースト 高級料理の伝統。熟成文化。
ドイツ 鹿・猪・野ウサギ レーブラーテン、ヴィルトヴルスト 世界最大の鹿肉消費国。
イタリア 猪(チンギアーレ) パッパルデッレ・アル・チンギアーレ トスカーナ名物。ラグーが定番。
北欧 ヘラジカ・トナカイ ミートボール、ポロンカリストゥス 日常食として定着。低脂肪。
NZ 鹿(ベニソン) ステーキ、ロースト 世界市場の約50%を供給。
日本 エゾ鹿・猪・鴨 もみじ鍋、ぼたん鍋、鴨南蛮 認証制度で安全性向上中。
Market Trends

ジビエの流通量と市場動向

かつては「猟師のおすそわけ」というイメージが強かったジビエですが、近年は国の政策的後押しもあり、流通量・市場規模ともに着実に拡大しています。ここでは農林水産省の公表データをもとに、ジビエ市場の現状と今後の展望を解説します。

ジビエ利用量の推移

農林水産省の「野生鳥獣資源利用実態調査」によると、ジビエ(野生鳥獣肉)としての利用量は2014年度の約839トンから2023年度の約2,032トンへと約2.4倍に増加しています。この成長は一貫して右肩上がりで、2020年のコロナ禍で一時的に飲食店需要が減少した際も、通販や小売向けの需要増が下支えしました。政府は2025年度までにジビエ利用量を4,000トンにする目標を掲げており、まだ達成には至っていませんが、確実に市場は拡大し続けています。

種類別の内訳と鹿肉の圧倒的シェア

ジビエ利用量の種類別内訳を見ると、鹿肉が約60%、猪肉が約30%、その他(鴨・熊など)が約10%という構成です。鹿肉のシェアが圧倒的に高い理由は、北海道のエゾ鹿を中心に捕獲数が多いこと、HACCP対応の食肉処理施設が整備されていること、そして低カロリー・高タンパクという健康志向に合致する栄養プロファイルにあります。猪肉は西日本を中心に根強い需要がありますが、季節変動が大きく(冬場に集中)、通年での安定供給が課題となっています。

ジビエの流通量と市場データ

指標 数値 備考
ジビエ利用量(2023年度) 約2,032トン 2014年度比で約2.4倍に成長
鹿肉のシェア 約60% エゾ鹿が中心。通年供給可能。
猪肉のシェア 約30% 西日本中心。冬季に集中。
野生鳥獣による農作物被害額 年間約150億円 うち鹿・猪による被害が約7割
有害鳥獣捕獲数(鹿+猪) 年間約130万頭 うちジビエ利用は約15%程度
国産ジビエ認証施設数 約30施設 HACCP対応。増加傾向。

野生鳥獣による農作物被害とジビエ活用

野生鳥獣による農作物被害額は年間約150億円にのぼり、そのうち鹿と猪による被害が約7割を占めます。この被害を食い止めるため、有害鳥獣駆除として年間約130万頭の鹿と猪が捕獲されていますが、そのうちジビエとして食肉利用されているのは約15%に過ぎません。残りの約85%は埋設や焼却処分されており、「もったいない」と同時に、処分コストが自治体の財政を圧迫しています。捕獲した鳥獣をジビエとして有効活用することは、農作物被害の軽減、食料資源の有効利用、地域経済の活性化という「三方良し」の効果をもたらします。

ジビエの6次産業化と地域活性化

近年は、捕獲・処理・加工・販売を一貫して行う「6次産業化」の取り組みが全国に広がっています。北海道では、エゾ鹿肉のペットフード加工が新たな市場を開拓し、年間売上が数億円規模に成長した企業もあります。長野県ではジビエカレーやジビエジャーキーなど、常温保存可能な加工品の開発が進み、道の駅やオンラインショップを通じて全国に流通しています。さらに、学校給食にジビエを取り入れる自治体も増加しており、食育の観点からも注目されています。ジビエの6次産業化は、過疎化が進む中山間地域の新たな産業として、地域経済の活性化に貢献しています。

Nutrition Comparison

ジビエ栄養成分比較表

主要なジビエ肉と一般的な食肉の栄養成分を100gあたりで比較しました。
鹿肉の圧倒的な低カロリー・低脂質・高タンパクが一目でわかります。

肉の種類 カロリー
kcal
タンパク質
g
脂質
g
鉄分
mg
特徴
鹿肉(エゾ鹿もも) 110 22.3 1.5 3.4 最も低カロリー・高栄養
猪肉 268 18.8 19.8 2.5 脂が魅力・冬が旬
鴨肉(皮なし) 128 23.6 3.0 1.9 高タンパク・冬の味覚
熊肉 250〜320 18〜20 20〜30 3.0 希少・季節差大
鶏むね肉(参考) 108 22.3 1.5 0.3 鉄分が少ない
牛もも肉(参考) 182 21.2 9.6 2.7 脂質は部位差大

※ 数値は日本食品標準成分表(八訂)および各種文献に基づく概算値です。個体差・部位・季節により変動します。
※ 熊肉は公的成分表のデータが限られるため、文献値の範囲で表示しています。

Why Ezo Venison?

なぜエゾ鹿肉がおすすめなのか

多彩なジビエの中から一つ選ぶなら、私たちはエゾ鹿肉をおすすめします。
その理由は、以下の5つの観点すべてにおいて、鹿肉が最もバランスに優れているからです。

1

圧倒的な栄養バランス

高タンパク・低脂質・低カロリーの三拍子に加え、鉄分・亜鉛・ビタミンB群が豊富。 猪肉や熊肉はカロリーが高く、鶏肉は鉄分が不足。鹿肉だけが全てを満たします。

2

安定した流通と品質

北海道のエゾ鹿は年間約14万頭が捕獲され、ジビエの中で最も安定した供給量を誇ります。 HACCP対応の食肉処理施設で衛生管理も万全です。

3

クセが少なく料理しやすい

適切に処理されたエゾ鹿肉は、臭みがほとんどありません。 ステーキ・ロースト・煮込み・カレー・ハンバーグなど、どんな調理法にも合います。

4

環境貢献になる

エゾ鹿の増加による農林業被害は年間約50億円。鹿肉を食べることは、 生態系の保全と有害鳥獣対策への貢献につながります。

5

手が届く価格帯

熊肉やキジ肉は非常に高価ですが、エゾ鹿肉は比較的手頃。 日常の食卓に取り入れやすい、最も身近なジビエです。

FAQ

ジビエの種類に関するよくある質問

鳥獣保護管理法で狩猟が認められている鳥獣は48種(獣類20種・鳥類28種)です。 このうち食用として実際に流通しているのは、鹿肉・猪肉・鴨肉を中心に10種類程度。 熊肉・キジ・ウズラ・ウサギなども食べられますが、流通量は非常に限られています。 最も入手しやすいのはエゾ鹿肉で、通販でも手軽にお取り寄せできます。

初めての方にはエゾ鹿肉がもっともおすすめです。理由は3つあります。 (1) 適切に処理された鹿肉はクセや臭みがほとんどなく、食べやすい。 (2) 牛肉と同じ感覚で調理でき、特別な技術が不要。 (3) 低カロリー・高タンパクで体にも優しい。 まずはステーキやハンバーグから試してみてください。

「栄養価が高い」の定義によりますが、タンパク質・鉄分・亜鉛の含有量に対してカロリーと脂質が低い という栄養効率で見ると、鹿肉がジビエの中で最も優れています。 100gあたり110kcalで22.3gのタンパク質を摂取でき、脂質はわずか1.5g。 鉄分は3.4mgとレバーに匹敵する量です。 猪肉や熊肉は脂質が多いため、総カロリーも高くなります。

野生鳥獣の肉は必ず中心温度75℃で1分以上の加熱が必要です。 これはE型肝炎ウイルスや寄生虫(住肉胞子虫など)のリスクを防ぐためです。 レアやミディアムレアでの提供は推奨されません。 また、信頼できる食肉処理施設で適切に処理された製品を選ぶことが重要です。 上田精肉店のエゾ鹿肉は、HACCP対応施設で厳格な衛生管理のもと処理されています。

ジビエ利用量の統計では、鹿肉が約60%、猪肉が約30%を占めており、鹿肉の方が流通量では圧倒的です。 ただし、地域によって好みは異なります。西日本では猪肉のぼたん鍋文化が根強く、 北海道や東日本ではエゾ鹿肉・ニホンジカ肉が人気です。 健康志向の高まりとともに、低カロリー・高タンパクな鹿肉の人気はさらに上昇しています。

ジビエの王道、エゾ鹿肉を味わう

多彩なジビエの中でも、栄養価・味わい・入手しやすさのすべてにおいてトップクラスのエゾ鹿肉。
上田精肉店では、北海道の大自然で育ったエゾ鹿を、HACCP対応施設で丁寧に処理。
初めての方にも安心してお召し上がりいただける、上質なジビエをお届けします。

エゾ鹿肉の商品一覧を見る

全国送料無料(10,000円以上のご注文)|冷凍便でお届け

ジビエトレーサビリティー

Traceability

デジタルトレーサビリティへの取り組み

安全で信頼できるジビエをお届けするために、私たちは捕獲から加工までの全工程をデジタル記録するトレーサビリティシステムを導入しています。

提携ハンターには専用アプリ「ジビエトレーサビリティー」を無料で配布し、捕獲日時・GPS位置情報・個体情報の記録を推進しています。記録されたデータはQRコードと紐づけられ、処理施設での受入から加工・出荷まで一貫した追跡が可能です。

※ 現在、一部の提携ハンターから順次導入を進めており、すべての個体にデジタル記録が付いているわけではありません。今後、対応ハンターの拡大を進めてまいります。

01

捕獲記録

ハンターがアプリで捕獲日時・GPS位置情報・個体写真を現場から即時記録。QRコードが自動発行されます。

02

受入・検査

処理施設でQRコードを読み取り、受入検査を実施。ランク評価・部位別管理・加工記録をデジタルで一元管理します。

03

出荷・追跡

加工から出荷まで全工程が記録され、どの個体がいつ・どこで捕獲され、どのように処理されたかを追跡できます。

「ジビエトレーサビリティー」アプリは提携ハンター向けに無料提供しています

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