近年、健康志向の高まりとともに注目されている「鹿肉(ジビエ)」。
実は鹿肉は、栄養学的にも非常に優れた赤身肉であることが、国内外の研究から報告されています。
ここでは、学術データをもとに鹿肉を食べるメリットをご紹介します。
低脂質・高タンパク
― 体づくりに適した赤身肉 ―
鹿肉は牛肉や豚肉と比較して脂質が非常に少なく、部位によっては脂肪含有量が1〜3%程度と報告されています(USDAデータ、Food Chemistry等)。
その一方で、タンパク質含有量は高く、必須アミノ酸のバランスにも優れています。特に筋肉合成を促すロイシンを含むため、筋力維持やトレーニングを行う方、高齢者のサルコペニア予防の観点からも注目されています。
出典:Journal of Nutrition
脂肪を抑えながら、良質なタンパク質を摂取できる。
それが鹿肉の大きな特長です。
NUTRITION COMPARISON 100gあたりの栄養成分比較
| 栄養素 | エゾ鹿肉(モモ) | 鶏むね肉 | 牛肩ロース | 豚ロース |
|---|---|---|---|---|
| カロリー | 110 kcal | 108 kcal | 240 kcal | 263 kcal |
| タンパク質 | 22.3 g | 22.3 g | 17.4 g | 19.3 g |
| 脂質 | 1.5 g | 1.5 g | 17.4 g | 19.2 g |
| 鉄分 | 5.0 mg | 0.3 mg | 1.0 mg | 0.3 mg |
| 亜鉛 | 3.1 mg | 0.7 mg | 4.6 mg | 1.6 mg |
| ビタミンB12 | 1.3 μg | 0.2 μg | 2.5 μg | 0.5 μg |
※エゾ鹿(Cervus nippon yesoensis)のデータは日本調理科学会誌 Vol.50 No.4 等の学術研究に基づく参考値。他の肉は日本食品標準成分表(八訂)に基づく。
鉄分が豊富
― 吸収率の高いヘム鉄を含有 ―
エゾ鹿肉には「ヘム鉄」が豊富に含まれています。北海道産エゾ鹿(Cervus nippon yesoensis)の鉄分含有量は100gあたり4.5〜7.7mgと報告されており、ニホンジカの一般値(約3.4mg)よりも高い傾向があります。
ヘム鉄は植物性食品に含まれる非ヘム鉄より吸収率が高く、15〜35%程度吸収されるため、鉄分は赤血球の生成に関わる重要な栄養素であり、特に女性や成長期の子ども、持久力を求められる方にとって重要です。
出典:日本調理科学会誌 Vol.50 No.4、American Journal of Clinical Nutrition
鹿肉は、効率よく鉄分を補給できる動物性食品のひとつといえます。
オメガ3脂肪酸を含む野生肉の特性
自然の草木を食べて育つ野生の鹿は、穀物肥育の家畜と比較して脂肪酸組成に違いがあることが報告されています。
出典:Meat Science
これらのオメガ3系脂肪酸が含まれる場合があり、脂質の質という観点でも注目されています。
ビタミンB群が豊富
― 代謝と神経機能を支える栄養素 ―
鹿肉はビタミンB12、ナイアシン(B3)、ビタミンB6を多く含みます。
出典:British Journal of Nutrition
食事から効率的にエネルギーを生成
脳と神経の正常な働きをサポート
健やかな血液づくりに貢献
赤身肉の中でも脂肪が少ない鹿肉は、効率よくこれらを摂取できる食材です。
低脂質ゆえのコレステロール管理への適応性
鹿肉は総脂質量が少なく、飽和脂肪酸の割合も低い傾向があります。そのため、脂質摂取量を抑えたい方の食事選択肢として研究対象にもなっています。
もちろん、過度な期待は禁物ですが、栄養バランスの観点から理にかなった赤身肉といえるでしょう。
「秋鹿」という価値
当店が扱うエゾ鹿は、越冬前の秋に仕入れる「秋鹿」が中心です。
適度に脂がのりながらも赤身の旨味が強く、栄養価と食味のバランスが取れています。
創業60年、鹿肉販売30年以上。
ハンターとの連携、迅速な解体処理、徹底した鮮度管理によって、安心してお召し上がりいただけるエゾ鹿肉をご提供しています。
エゾ鹿肉の栄養成分計算
北海道の大自然で育ったエゾ鹿肉の栄養成分を計算して、その健康効果を確認しましょう
スーパーフード・エゾ鹿肉を食卓へ
北海道新得町から、最高品質のエゾ鹿肉を通販でお届けします。